アニメ感想「響け! ユーフォニアム(1期)」

友人に勧められたアニメ第2弾「響け! ユーフォニアム」の視聴しました。

こちらも一気に観ました。どんだけ暇なんだよ...。

いいんです、充実してない生活をアニメ視聴で充実させるのです。

ユーフォニアムは1期2期合わせて2クールあるので、分割して今回は1期の感想。

あらすじは公式サイトのリンク貼ります。

introduction:STORY | TVアニメ『響け!ユーフォニアム』公式サイト

今回も長いので続きに感想書きます。

視聴済みな人やネタバレOKで興味ある人は是非読んで下さい。

 

視聴前

前回の感想 で言ってますが最も苦手なジャンルです。

しかもどこの学校にでもある吹奏楽部の話。現実100、非日常0です。

マジで勧められなければ絶対に観なかったです。

ですが、劇場版も複数ある大人気な作品なので当然おもしろいはず。

せっかくなので観ないでグダグダ言わないように視聴しました。

感想

視聴前の自分が間違ってましたが、日常モノだけどほのぼの系じゃなかった。

全国大会目指してるだけあってスポ根寄りでしたね。

現実100とか言いましたがリアルでしたねー、特にギスギスした空気。

何でもできる優秀なあすか先輩に対してイマイチ自信ない部長が立ち振舞とか。

全国大会を目標にしたけど、目指す気ない部員もいて一致団結って感じではない雰囲気。

時折入るモブの陰口が辛辣だけどあるある。

ギスギスは終盤に形を変え残り自分のヘイトはすべてデカリボン先輩(優子)に向きました。

先生に突っかかり香織先輩が止めるまでズケズケ言うシーンはハラハライライラしたぜぇ...。

けど、優子の気持ちよくわかりますね。

お世話になった、憧れ、尊敬してる先輩の力になりたい。幸せになってもらいたい。

結局想いは報われなかったけど、ざまぁと思う反面気持はよくわかり何とも言ませんね。

ソロパート決着後もいがみ合うような関係でなくなったのでよかった。

ギスギスもありましたがさすがに府大会近づくにつれ練習に熱が入ってる感じは燃えますね。

最初は中学での苦い記憶もあってクール気取ってた久美子も大分燃えていい感じでした。

12話で練習で演奏から外された後、帰りに泣きながら走ってるシーンはよかったです。

作画も走ってる足元がヌルっと動いてすごいです。気合入ってます。

それに合わせ久美子の「うまくなりたい」の心の叫びもグッときますね。

最後の府大会の演奏シーンも圧倒されました。

演奏してるだけでセリフとか一切なし、久美子とあすか先輩がアイコンタクトするぐらい。

北高吹奏楽部の集大成だしセリフなしでも見れました。

あと久美子が主人公で友達が主役ってわけでなく先輩含め群像劇みたいでよかったです。

おかげでキャラ多いですけどみんな出番あるし、色々な人間関係もわかるから楽しいです。

わずかな会話の内容から妄想も捗りますしね。

話が進めば進むほど続きが気になったし金賞とった時は心の底からお祝いしました。

先入観で観なかったアニメですが、実際に観たらとてもおもしろかった。

王道な青春炸裂している素晴らしいアニメでした。